ダーリン・イン・ザ・フランキス

『ダーリン・イン・ザ・フランキス』第2話 今週から流れたエンディングが良かった。もうこのキャラデザで、あの制服で、学園恋愛ものやってほしい。 キャラクターはみな、識別番号をゴロ合わせ読みした名前を与えられているが、ゼロツーいうのも、「002」と…

宇宙よりも遠い場所

『宇宙よりも遠い場所』第3話。絵コンテ、いしづかあつこ、北川朋哉。演出、髙田昌豊。 素晴らしい。友人をめぐる同種のショットのコントラストがうまい。 Bパートはじめ、白石結月の幼稚園時代の回想(同い年の子たちから取り残されてしまうカット)では、…

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第1話、第2話。 義手でタイプライターを使用して手紙代筆を営むという、補綴(代理性)の主題が徹底された設定は、わたし個人の専門にとってはきわめて興味深い。(自分の手ではなく、手書きではなく、自分の手紙ではな…

ダーリン・イン・ザ・フランキス

『ダーリン・イン・ザ・フランキス』第1話、見る。 主人公二人が出会う場面で、そのキャラクターデザインで、「君の名前は」とか聞いてはいけない(笑)(小柄な青髪キャラがまたいかにも可愛い。) まだまだ評価はこれからといったところ。ロボの起動が「パ…

堀辰雄「風立ちぬ」

堀辰雄「風立ちぬ」(『風立ちぬ・美しい村』新潮文庫) はじめて読んだ。いくつかのセクションに分かれているが、人称の使用が面白く読めた。冒頭と末尾のセクションのみ、恋人が「お前」の二人称。冒頭では呼びかければ相手がいるが、末尾ではこの呼びかけ…

恋は雨上がりのように

『恋は雨上がりのように』第1話 シャツの匂いをかぐ場面での背景ショットが面白かった。 オープニングの水たまりの上での踊りの芝居の付け方も面白い。

今村夏子・小川洋子対談

『群像』18年2月号掲載の今村夏子・小川洋子の対談を読む。 書いていることを誰にも言わずに小説を書き続けるってどんな気持ちなんだろう――その結果、「あみ子」で太宰賞・三島賞をとったという連絡を受けて泣いてしまったそうだが。 うっすらうっすら、途方…

渡部直己「移人称小説論」

渡部直己「移人称小説論――今日の「純粋小説」について」『小説技術論』河出書房新社、2015年 雑誌掲載のバージョンを読んではいたが、再読。 「話者」と「描写」が対になるというのは、なるほどなぁと驚きをもって読んだ。 小説技術論 作者: 渡部直己 出版社…

りゅうおうのおしごと

『りゅうおうのおしごと!』第1話。 「ライオン」より将棋の描写が厳密。駒の模様が美しい。指し手の描写も丁寧(開始盤面での子どもの駒の並びかた、持ち駒の置き方、OPでの持ち駒の歩の打ち方)。

高木さんのオープニング

『からかい上手の高木さん』のオープニング、出合小都美さんの絵コンテ・演出でした。 冒頭の数カットの出合さん度、高い。 この手のポップな簡略化表現のほか、「友人帳」監督あたりからだろうか、実直な背景を組み込むようになったような気もします。 西片…

宇宙よりも遠い場所

オープニング、回転のモチーフが素敵。とくにBメロでの、レンズフレア・レンズの湾曲・ピントの狭さが目立つショットでの長回し。観測船の羅針盤――Cパートに1カットあり――あたりの回転から採っているのかしら。南極の頂点の低い夕日が流れるショットも秀逸…

ボールルーム5巻

竹内友『ボールルームへようこそ(第5巻)』(2013) 筋肉痛。 抜けになっていた巻を読む。アニメ版の脚本も上手に取捨選択しているとは思うが、通しで原作を読むといろいろ発見がある(当然か)。 「花岡さんが僕を見てくれている」(Heat 17)。これは「見…

ラブライブサンシャイン第2期第13話

第2期第13話(最終話)。 第12話~13話と良かった。本戦決勝の扱い、閉校の儀式、最後の曲の振り付け回収、「かがやき」の見つけ方。 第1期のころから感じていることだが、酒井監督はライブの演出の付け方(PVパートの演出に物語進行を盛り込むこと)が本当…

芳川泰久『「ボヴァリー夫人」をごく私的に読む』

芳川泰久『「ボヴァリー夫人」をごく私的に読む――自由間接話法とテクスト契約』(せりか書房、2015年) 読了。「ごく私的に」とは、たとえば、著者が新潮文庫版の翻訳作業に当たった直後に書かれたことを指しており、そこでの困難な経験(接続詞 et の役割、…

白井恭弘『外国語学習の科学』

白井恭弘『外国語学習の科学:第二言語習得論とはなにか』(岩波新書、2008) 読了。授業計画の指針としたい。 外国語習得が困難な理由 ① 言語距離……大きい場合、意識的学習が必要(p.5, 159) ② 動機づけの欠如……トピックの選択によって動機づけの助けとす…

『ボールルームへようこそ』第24話

『ボールルームへようこそ』第24話(最終話)について。結果発表のあとの千夏の表情がウキウキすぎて可愛かった(笑)(全体の話はまた今度書きます。) 例外的に異様なまでに長いアバンタイトル、千夏がジュニア時代のリーダー上がりであるというこれまでの…

小林幸夫など

白井恭弘『外国語学習の科学:第二言語習得論とはなにか』(岩波新書、2008) 半分くらいまで。英語がメインの題材だが、外国語一般のお話。 外国語学習の方法の学習、に興味が出てしまって、自身の語学力が放置される段階に入っている。 小林幸夫「「城の崎…

ボールルーム

釘宮さんと多々良くんが、周囲からの視線にたいしてコントラストを見せている。モジャモジャにして、見えないものにしないと踊れない釘宮さんと、視線があればあるほど、見られていればいるほど踊れる多々良くん。 オープニング2の終わりのところで二人が視…

宝石の国8話のあれ

宝石の国8話の原画(一部)、来てますね。 https://www.youtube.com/watch?v=3Kp8smHwo0g&feature=youtu.be 最後のロングショットの遠近感というか絶望感、素晴らしいもんだ。 二つ前のカットでフォス自体は加速して画面右手にちょっとずつ詰めているだけに。

3月のライオン

はっきりと良い週があるなあ。 今週の大石コンテ良かった。 あといじめの週(岡田SD演出)。これは階段の場面とか、最後の食事の場面とか、きわだって良かった。 また、『宝石の国』に触れていなかったが、これも素晴らしい。今期はボールルーム2クール目と…

ボールルーム

ボールルーム、2クール目、すばらしいです

出合小都美インタビュー

創刊30周年『月刊ニュータイプ』2015年4月号の特集「Talk to the Future」より出合小都美さんのインタビューをようやく読んだ。若手演出家へのインタビュー特集のお一人だった。 見開き1ページの分量。後半左側ページは制作中だった監督作品『ローリング☆ガ…

君の名は、百日紅、ここさけ、ほか

レンタルでここ最近の劇場アニメを何本か。思い出した順で。 新海誠『君の名は。』 すれ違い、通信メディアの時差、回転運動、人物より背景の書き込み、タイムラプス、ミュージックビデオ風の構成、など新海モチーフの昇華を見た。 アバンタイトル~オープニ…

7月期アニメ:ボールルームについて

『ボールルームへようこそ』は、本当に期待していた。この手の主題を扱うにあたって、ロトスコープを採らなかったというのがまず冒険に映ってしまうという、今日の深夜アニメの制作技術状況に思いを馳せる(ただの妄想しかないが笑)。2話の練習シーンでの振…

細田守

細田は『ときかけ』『サマーウォーズ』『おおかみこども』を。 最近はよく物語の終わりについて考えていて、『おおかみこども』は若干10歳で山の主になる雨(弟)――狼の寿命はどれくらいだろう――と中学校に進む段階で母親の半生を語り出す雪(姉)と、なんと…

傷物語(中巻)

『傷物語』をレンタルで中巻まで。 「人間を捨てる」動性があるように感じた。 (羽川との競技場付近での会話から、末尾の場面まで。)

賭ケグルイ

賭ケグルイのオープニングの荒川UB感。(山本沙代さんの仕事)

岡田麿里の

岡田麿里監督で新作劇場アニメが出るらしいが、「チーフディレクター 篠原俊哉」「美術監督 東地和生」で視聴決定。予告の縦構図の空(雲)のショット、尊い。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版

『序』『破』『Q』をこの週末に通しで見たりなどした。 『序』で半円だと思っていた虹が、円だったりした。

『冴えない彼女の育てかた♭』第11話

『冴えない彼女の育てかた』第二期、最終回。シリーズをとおして素晴らしかった。とくに、創作と恋愛の兼ね合いの問題が前面に出てからのここ数週、そして最終話Aパートまでの流れは、泣かされた(いやあ、わたしも、自分にとって「書ける」環境というか人間…