ボールルーム

釘宮さんと多々良くんが、周囲からの視線にたいしてコントラストを見せている。モジャモジャにして、見えないものにしないと踊れない釘宮さんと、視線があればあるほど、見られていればいるほど踊れる多々良くん。

オープニング2の終わりのところで二人が視線を交差しているが、これは釘宮さんとしては一種の克服まで到達できるということなのだろうか。

アニメは原作からいわゆるカロリーの高そうな場面(原画のみならず背景美術なども)を上手に省いているとは思うが、その半面、釘宮さんの地獄の重み(リハビリの場面とか)がなくなって、やや悪役感が強いようだが、ぼくとしては、彼もちゃんと救われてほしい。