『宝石の国』展

このあいだの連休に『宝石の国』展(有楽町マルイ)行った。良かった。

撮影は禁止。

第8話の松本憲生さんによるプリビジュアライゼーション原画が(おそらく)すべて放映されています。

どうして遠のくの! をどこの誰とも知らないみんなで見て泣く。

ここ数週のアニメでいうと、『恋は雨上がりのように』第6話が圧巻でした。『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第5話(山田尚子絵コンテ)も好みです。

藤野可織『ドレス』

藤野可織『ドレス』(河出書房新社、2017)読む。短編集。

終わりの二編が好みかも。

 

ドレス

ドレス

 

 

『りゅうおうのおしごと!』の物足りさなさ

りゅうおうのおしごと!』第5話、見る。

出典は「こども名人戦」での解説・森内先生が詰みのある局面に戻して、その瞬間、自身が勝ちを逃していたことに気がついた子が泣き出してしまったというエピソード。(調べたら、盤面まで一緒じゃないか。)

天彦の貴族、窪田の空気清浄機、広瀬の静止画、里見の女流棋戦成績などなど、著者がよく取材していることは分かるが、しかし、上記の森内先生エピソードがはっきりと示しているように、すでに「2ちゃんねる」などで話題になっている事柄ばかりで(将棋まとめサイト記事を参照)、ライトノベル作家の目線で将棋界を見つめ直して面白いと思った事柄を料理している、といった感覚がないのが、ただの「輸入作家」のように見える。

その一方で、著者のライトノベルへの信頼は厚く、言い換えれば、ライトノベルとはなにか、といったジャンルへの批判的観点もまったく欠如している。(だから、将棋ネタが終わったところでラノベネタ「まったく、小学生は最高だぜ!」に逃げる)。

将棋もラノベも既存のネタの調理が上手なことは認めるが、それでは100点満点で85点までしか出ない。

松浦理英子『最愛の子ども』「いちばん長い午後」

松浦理英子「いちばん長い午後」も再読。連作ということを忘れて表題作から手を出したので、時系列の順序におさまってしまっている。掃除機プラグの場面は再読してハッと思い起こされた。

『最愛の子ども』は今月読んだなかでもっとも面白い。共学高校でこそあれ男子クラス、女子クラスと分割された校内の、疑似女子校めいた、それでもところどころ男子の視線も介入してくる空間での、「わたしたち」語り。

発話者のはっきりしない言葉がかわいい。

 

 

最愛の子ども

最愛の子ども

 

 

松浦理英子「ナチュラル・ウーマン」

松浦理英子ナチュラル・ウーマン」読む。10年ぶりくらいの再読のはず。

三編収録の一番最後、表題作から読んだが、連作だったのか。

 

ナチュラル・ウーマン (河出文庫)

ナチュラル・ウーマン (河出文庫)

 

 

ヴァイオレット・エヴァーガーデン第3話

第3話にして待望のオープニングがついた。原画の人数に注目していたが、予想(期待)どおり、監督と作画監督のみが原画を担当していた。この体制は、境界の彼方とおなじだが、パッと見たところ、人物のアクションには圧倒的な差がある。

しかし、それでも画面は動いている――風にそよぐカーテン、紫色(ヴァイオレット)の花、少佐から送られたブローチのエメラルドの反射、湖面(水面)、義手の金属の反射。こうした「人間ではないもの」へ動きを与える、じっくりとした、派手さはないが、ひたすら精密な作画が連続する一連のカット。

「人形」になる人間という設定が示唆していた人間/非人間といった主題が、ちょっとずつ見えてきたかもしれない。

そして、シリーズ演出・藤田春香によるエンディング。素晴らしい。

ヴァイオレットちゃん、止めっていうまで延々、横構図の画面を歩いて行きそう(笑)

版画風の平面的な画面からサビになって画面に奥行きが出来るところ、泣く。

タイプライターのキーが糸でつながって、これが平面/奥行きのつなぎになっているのかな(版画調でありつつ、糸の重なりで奥行きが想像される)。その直後の色彩が変わってからのヴァイオレットちゃん、可愛すぎる。繰り返しますが、素晴らしい。

第3話はOPEDの良さもあって、また本編の脚本も「これからだ」というところまでたどり着いて、次週以降を期待せざるをえないものとなった。

ダーリン・イン・ザ・フランキス

ダーリン・イン・ザ・フランキス』第2話

今週から流れたエンディングが良かった。もうこのキャラデザで、あの制服で、学園恋愛ものやってほしい。

キャラクターはみな、識別番号をゴロ合わせ読みした名前を与えられているが、ゼロツーいうのも、「002」とすれば、「オ(オー)ニ」ということで、まんま、「鬼」なんだろう。

脚本は、インポテンスの話にしか見えず、つまらない。