2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

芳川泰久『「ボヴァリー夫人」をごく私的に読む』

芳川泰久『「ボヴァリー夫人」をごく私的に読む――自由間接話法とテクスト契約』(せりか書房、2015年) 読了。「ごく私的に」とは、たとえば、著者が新潮文庫版の翻訳作業に当たった直後に書かれたことを指しており、そこでの困難な経験(接続詞 et の役割、…

白井恭弘『外国語学習の科学』

白井恭弘『外国語学習の科学:第二言語習得論とはなにか』(岩波新書、2008) 読了。授業計画の指針としたい。 外国語習得が困難な理由 ① 言語距離……大きい場合、意識的学習が必要(p.5, 159) ② 動機づけの欠如……トピックの選択によって動機づけの助けとす…

『ボールルームへようこそ』第24話

『ボールルームへようこそ』第24話(最終話)について。結果発表のあとの千夏の表情がウキウキすぎて可愛かった(笑)(全体の話はまた今度書きます。) 例外的に異様なまでに長いアバンタイトル、千夏がジュニア時代のリーダー上がりであるというこれまでの…

小林幸夫など

白井恭弘『外国語学習の科学:第二言語習得論とはなにか』(岩波新書、2008) 半分くらいまで。英語がメインの題材だが、外国語一般のお話。 外国語学習の方法の学習、に興味が出てしまって、自身の語学力が放置される段階に入っている。 小林幸夫「「城の崎…

ボールルーム

釘宮さんと多々良くんが、周囲からの視線にたいしてコントラストを見せている。モジャモジャにして、見えないものにしないと踊れない釘宮さんと、視線があればあるほど、見られていればいるほど踊れる多々良くん。 オープニング2の終わりのところで二人が視…

宝石の国8話のあれ

宝石の国8話の原画(一部)、来てますね。 https://www.youtube.com/watch?v=3Kp8smHwo0g&feature=youtu.be 最後のロングショットの遠近感というか絶望感、素晴らしいもんだ。 二つ前のカットでフォス自体は加速して画面右手にちょっとずつ詰めているだけに。

3月のライオン

はっきりと良い週があるなあ。 今週の大石コンテ良かった。 あといじめの週(岡田SD演出)。これは階段の場面とか、最後の食事の場面とか、きわだって良かった。 また、『宝石の国』に触れていなかったが、これも素晴らしい。今期はボールルーム2クール目と…